尾瀬総合情報 片品村遭難対策救助隊私的日誌
尾瀬総合情報館(私的救助隊日誌)
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尾瀬、武尊、日光白根及び各周辺の山での遭難に対して
もしもの時の連絡先
群馬県警沼田警察署  電話 0110 (ヒャクトーバン)

警察から進められたら

「片品村遭難対策救助隊」事務局片品村役場 観光課 電話0278-58-2111(代)08:30〜
17:15 片品村の山に限ります。

  片品村遭難対策救助隊

  片品村の住人で片品村村長から委嘱を受けて活動している。その他山小屋の従業員
   なども従事する。隊員は約10数名のボランティアです。
  緊急出動(遭難者の捜索等)、搬送(怪我、病人を登山口まで運ぶ)、巡視(登山道の
   危険箇所、迷いやすい所に目印などをつける)などを主な活動としています。

  緊急出動、搬送は自分の仕事を中断して任務にあたります。そのため隊員の日当その
   他を依頼者に請求します。そのことに同意してくださった場合に救助隊員は緊急出動し
   ます。
  
2006

2006/06/09
5月22日に日帰りの予定で大清水から尾瀬沼方面に入山し行方不明になっていた
男性が 発見された。
発見された場所は、登山道を大きくそれた沢沿いだったらしい。ただ、残念なことに
発 見され た場所を関係者に聞くと、捜索していた範囲からそう離れていなかったら
しい。
発見されたご遺体は、木の根元に居たらしい。道に迷ってから何日かは彷徨ってい
たらしい。
また、この遺体を発見された方も危うく遭難しかけたようだ。
以下は関係者からの又聞きであるので、聞き違いがあると思うが委細は次の通り。

6月8日に単独で皿伏山方面に登られたらしい。山頂付近からの下山時に、ペイント
を見失わ れてほうぼう歩かれたようだ。その後大清水平を逸れ、尾瀬沼の小さい沼
や池を越え、湿原 を越えて発見したらしい。時間は6月8日午前中との事。その後、
周辺を相当歩かれたと思う。
同日20時頃尾瀬沼湖畔の山小屋に辿りつき通報したようだ。

9日に警察がご遺体を発見し、搬送して、広いところでヘリコプターでピックアップし
ようとした が、視界不良のため飛来できず、車が通行できるところまで人力で搬送
したそうだ。

遭難された方のご冥福をお祈りいたします。

2006/06/09
残雪期の登山では残雪の上を自由に歩くことが出来る。視界が悪い場合に限らず、
登山 ルートが分からなくなったら絶対にルートがわかるところまで戻るべきだ。
ルートが分かるところを基点に周囲を目視して次の印を探すべきだ。残雪が有る場
合自分 の足跡が必ず残雪に残っている。それを辿れば良いだけの簡単な事だ。む
やみに歩き回 る事は命に関わることがあると理解するべきだ。

 2005
2005/6/14-15
   昨年、日光白根山のふもとの湖付近で行方のわからなくなった方の捜索をしまし
   た。残念ながら発見できませんでした。
 2004
 
 
 2003
 

2003.12.11
平成15年救助隊緊急出動・搬送実績
●緊急出動(救助隊出動)
      5月 3日(50歳代男性)
           影鶴山に登山中、東斜面でヨサク沢に滑落
         4日救助隊したが未発見
         5日午前9時ころ遺体で発見

●搬送(至仏山班出動)
      7月 8日女性10代
            尾瀬ヶ原の川上橋付近で木道で滑り転倒。
            右足の膝を強打担架にて鳩待峠まで搬送
      9月27日女性70歳代
            尾瀬ヶ原の川上橋付近で木道で滑り転倒。
            右足首の捻挫のおそれのため担架にて、鳩
            待峠まで搬送
     10月 1日女性60歳代
            尾瀬ヶ原の川上橋付近の木道で滑り転倒
            (霜による)左足膝を強打、担架にて鳩待峠
            まで搬送
     10月 2日女性60歳代
            尾瀬ヶ原の川上橋付近の木道で滑り転倒
            右足の膝を強打し骨折のおそれのため担架
            にて鳩待峠まで搬送
     10月 4日男性60歳代
            テンマ沢〜川上橋の間の木道で滑り転倒
            左足首捻挫または骨折のおそれのため担
            架にて鳩待峠まで搬送


2003.5.29
平成14年救助隊緊急出動・搬送実績
●緊急出動(救助隊出動)
     5月 7日60歳代男性
         3日至仏山に登山して行方不明
         7日自力で無事鳩待峠に下山
     5月 7日60歳代男性
         6日日光白根山に登山して行方不明
         8日遺体で発見
     5月28日30歳代女性
        28日武尊山に登山して行方不明
         1日自力で無事水上町側に下山
    11月 9日男性5名
         9日仕事で日光白根に入山、内1名病気
        10日4名は防災ヘリにて救出
        11日1名遺体で発見
●搬送(至仏班出動)
     6月11日50歳代女性
           山の鼻〜鳩待峠(ヨセ沢付近)の木道で店頭右足首捻挫及び骨折の恐れ
           鳩待ち峠まで担架で搬送
     7月 5日60歳代男性
           尾瀬ロッジ宿泊中「めまい」を訴える。軽い脳卒中の恐れあり
           鳩待ち峠まで担架で搬送
    10月12日60歳代女性
           山の鼻〜鳩待峠(川上橋付近)の木道で店頭貧血及び熱射病の恐れあり
          鳩待ち峠まで担架で搬送

2003.5.28
群馬県六合村の親子遭難の報道がされています。
山は登山道を正確にトレースすれば、まず安全です。

2002.12.11
日光白根山、丸沼高原スキー場から日光白根山登山道の森林限界までテープをつけてきました。寒かった〜

 
 
 2002
 

2002.5.16
5月15.16日救助隊の訓練がありました。
想定:至仏山に登山するといって家を出た人が
帰ってこないので、捜索してほしいと家族からの
依頼があった。
救助隊が捜索した結果オヤマザワ田代付近で
捜索対象者を発見、足を負傷していたため群馬
県の防災ヘリコプターの派遣を要請。
オヤマザワ田代から鳩待峠まで搬送。鳩待峠から
病院まで利根消防所東所の救急車で搬送

という設定で訓練をしました。

私は遭難者の役でした。ヘリに吊り上げられる時は
あまりいい気持ちではありませんでした。






山小屋の人たちに三角巾の使用方法を講習しました。

 

2002.5.8




至仏山で緊急出動。
状況:山の鼻の山小屋に前泊した65歳男性が
まだ帰宅していないと家族から捜索の依頼があった。
7日午前7:30から鳩待峠からオヤマザワ田代に向か
い、そこからオヤマザワ、悪沢を捜索したが手がか
りは無かった。
5/8、捜索のために山の鼻に向かう途中に本人が
自力下山した。
当人によると、至仏山から小至仏を通り鳩待峠に向
かう途中に登山道がわからなくなり迷った。
笠ヶ岳方面にも行ってしまったようである。
天候の悪い日はじっとしていて5/8(天気はよか
った)に自力で下山した。


日光白根緊急出動
状況:弥陀が池から五色沼を通り日光の宿に向かお
うとしていた60歳代の人が遭難した。
5/7栃木県側からも捜索したが、手がかりは無かった。
5/8金精山中腹で遺体で発見。滑落した模様。

2002.1.4
尾瀬で越年した人から警察に電話があったそうです。救助の要請だそうです。また、大清水に下山した人から電話で(公衆電話)
大清水の山小屋で1泊して下山するとの電話を聞いた家族が心配して今日尾瀬戸倉まで来て徒歩で尾瀬に入りました。
いづれも無事下山しました。
私たちは冬季の捜索、搬送は原則しません。

2001.12.19


登山道にリボンをつけました。
場所は日光白根です。スノーシューを使っての登山でした。登りは楽チンでしたが下りは
チョット厳しかったです。
丸沼高原スキー場のゴンドラ山頂駅から森林限界までのルートにテープを付けましたが
基本的に事故があった場合でも冬季間は緊急出動できる装備が充実してません。
事故は自分持ちという解釈です。

 2001
 

2001年12月11日
隊員が集まり降下訓練をしました。
今日、久々に隊員が集まりシーズン中には出来ない訓欄を
しました。実際に現場に行ってからまごつかないように、また
忘れないようにという意味があると思います。
この後忘年会がありましたが・・・
なお、尾瀬を含む片品村の山々は冬季登山の自粛をお願いしております。


 

 

 

2001の緊急出動と搬送のまとめ
     今年は緊急出動が1回だけでとてもよかったと思います。木道での転倒が多いようです。疲れてくると
     わずかな段差でも躓きますのでお気お付けください。
2001/5/2(水)緊急出動
     男性51歳、女性53歳(夫婦)概要
     1日に至仏山に登山して行方不明
     2日午前7時頃自力で無事下山
2001/5/21(月)搬送
     女性65歳
     山の鼻〜鳩待峠間で雪で滑り転倒右肩と右足を強打し右肩脱臼の恐れあり
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/6/8(金)搬送
     男性
     山の鼻地区の公衆トイレ前で転倒左足股関節打撲
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/6/9(土)搬送
     女性
     山の鼻VC前で体調不良を訴える歩行不能
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)

2001/6/10(日)搬送
     女性59歳
     尾瀬ヶ原牛首付近の木道で転倒左足骨折の恐れあり
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/6/11(月)搬送
     男性60歳
     尾瀬ヶ原東電小屋前の木道で転倒左足捻挫の模様
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
200/8/12(日)搬送
     男性75歳
     山の鼻尾瀬ロッジ前で体調不良を訴える不整脈による失神だと考えられる
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/9/30(日)搬送
     女性61歳
     山の鼻地区の公衆トイレ前で転倒額を強打し裂傷した模様
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/10/2(火) 搬送
     男性
     山の鼻〜鳩待峠間の木道で転倒右足首捻挫の恐れあり
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
2001/10/4(木)搬送
     女性
      山の鼻〜鳩待峠間の木道で転倒右足首捻挫の恐れあり
     鳩待峠まで担架搬送(至仏班)
     

2001/6/20 白骨遺体発見
     昨年行方不明になられた男性と似た人の白骨遺体が尾瀬山中で発見されました
     亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2001/6/6わがままなのかな〜
     当館にAという旅行会社の駐在員がいます。
     今日青い顔をして「今日東京へ帰るお客さんが、集合時間になっても
     着いていない」とのこと、至急旅行会社に連絡してました。
     旅行会社は電話で尾瀬の山小屋の連絡先に電話をかけまくったそうです。
     山小屋の大部分には電話がありませんので無線で交信します(業務用無線)
     そしたらある山小屋にいました。「理由は疲れてしまったので尾瀬の山小屋に
     もう一泊する」そうです。でもその山小屋は、日帰りで行ける範囲にはないと
     尾瀬いさは思います。確信犯?
     事故、遭難ではなくてよかったのですが、旅行会社は大慌て

     もし旅行会社で尾瀬にきて急な予定変更をした場合は山小屋の人に相談してくだ
     さい。
     そうでないと、(家族の要請があれば)救助隊が捜索に緊急出動します。

2001年5月23日〜24日
      群馬県の防災ヘリコプター、群馬県警、片品村遭難対策救
      助隊は、2日間にわたり総合訓練をする予定でしたが、
      悪天候により実施できませんでした。
      それにより、救助隊は至仏山の残雪期用の道しるべを撤去
      作業をしました。
      

2001年4月
     至仏山の登山道巡視に行ってきました。前の年につけた印より今年の印が約1メートル50センチ位
     下につきました
2000年の救助隊出動結果

○緊急出動

      6月3日(土)女性2人(63歳、31歳)

         2日(金)に大清水〜尾瀬沼間で行方不明

         3日(土)午後3時10分頃、一の瀬で無事救出

     6月9日(金)女性1人(58歳)、男性1人(65歳)

         8日(木)に鳩待峠〜見晴間で行方不明

         9日(金)午後1時15分頃、伝之丞沢で無事救出

      6月11日(日)女性1人

           尾瀬沼山荘付近の木道で転倒、腰を強打大清水搬送

      6月23日(金)男性1人(76歳)

        20日(木)に鳩待峠〜竜宮間で行方不明

        6月23日(金)、24日(土)、25日(日)、29日(木)

        7月7日(金)に捜索を実施したが手がかりなし

        9月7日(木)、8日(金)も手がかりなし

       7月27日(木)女性1人(60歳台)

            至仏山下山中に発病のため搬送

       8月5日(土)男性1人尾瀬沼付近の木道で転倒骨折の
            模様、搬送

       8月22日(火)男性、白根山頂付近ガレ場で怪我

       9月23日(土)男性1人(54)

               木道で3度転倒し三平峠付近で歩行不可能

○搬送

       6月 5日男性1人山の鼻〜鳩待峠間心臓病発病のため搬送

       6月18日女性1人(77歳)山の鼻〜鳩待峠間で転倒歩行不能、搬送

       7月18日女性1人(54歳)鳩待峠〜ヨセ沢間で転倒歩行不能、搬送

       8月 7日女性1人(30歳)至仏山高天原で転倒、尾骨を 打撲した模様

           7日(月)は尾瀬ロッジに宿泊し8日(火)に搬送

       8月19日(土)男性1人(35歳)鳩待峠〜テンマ沢間で転倒、歩行不能

      10月 6日(金)男性1人(68歳)山の鼻〜竜宮間で転倒、左足骨折の模様搬送 

 
 
 2000
 

00.11.29
今年はなんだかんだであまり更新できませんでしたが、思うことはいつも飲んでいる薬がある人は必ず持ってきたほうが良いです
でないと発作が起こっても山の中ではどうすることも出来ません。近年怪我より病気などによる搬送が増えているように思います。

00.06.23緊急出動
またまた緊急出動。
70歳台の男性、6月19日に竜宮小屋を予約していた人が宿泊しないで、6月22日現在も
帰宅してないため、家族の方から出動要請が出ました。
今日は現在入山禁止の至仏山を捜索しました。
未発見です。
明日も捜索する予定です。
00.06.11緊急出動
今日は怪我人の搬送しました。
状況は三平下で木道で滑って転び背骨と尾てい骨を強打し動けなくなったご婦人を、三平下から一の瀬まで
おんぶして降ろしました。
しつこいようですが、尾瀬は山です。救助隊は無料奉仕ではありません!
自分のことは自分でしましょう!!!
00.06.09緊急出動
今日も遭難がありました。昨日の午後12時頃鳩待峠を出発し、16:00には下田代十字路の
山小屋に宿泊する予定だった58歳の女性と、65歳の男性2人が時間になっても山小屋に到
着しなかった。というものです。
6月8日の午後8時頃に警察などに捜索願が出たそうです。
その後の事柄を載せますと、
6月9日観光業者のスタッフ2名、家族1名が鳩待峠から山の鼻、竜宮、下田代十字路と
   山の鼻、ヨッピ、下田代十字路のコースを歩いたけど発見できなくて午前6時30分頃山
   小屋に到着。
今日の天候は曇りのち雨のためヘリコプターによる捜索は出来なかった。
午前8時40分 下田代十字路の山小屋のスタッフ4人が八木沢と長沢のルートを捜索
午前10時頃富士見小屋で合流したが発見できなかった。
午前10時45分救助隊員10名と群馬県警5人が鳩待峠からアヤメ平方面の沢を捜索開始
   した。(私はセン沢に入った)
午後1時15分頃伝之丞沢の班から「発見!」の無線を傍受二人は生存していて。怪我もし
   ていないとのことであった。

発見された場所は横田代から約275メートル下った伝之丞沢の上部合流付近だそうです。
   (ここは一般人が入るはずのないところです)
当人たちに話を聞くと、男性、女性は今回のツアーで知り合ったようです。男性は尾瀬に数
   回入ったことが合ったようです)女性は今回が初めてだそうです。当初の「鳩待峠−山
   の鼻−下田代十字路」のコースをなぜ行かなかったか判りませんがはじめからその
   コースを通らないつもりだったようです。何故かと言うと、鳩待峠の登山口の位置が別
   別になっている事からわかります。
なぜ沢の途中に居たのか?
   地図を持っていたのかは判りませんが、横田代とアヤメ平を勘違いしたのだそうです。
   でも、横田代にも看板はあるのになぜ見なかったのでしょうか?仮に勘違いしたとして
   も、アヤメ平から竜宮小屋に行くルートの分岐は今日捜索した時に確認しましたが、分
   岐の案内看板はちゃんと残雪から顔を出してました。また、発見した隊員に聞きました
   が、当人たちが沢に下りるには、残雪の解けた湿原に入って笹薮を掻き分けなければ
   入れない状況だったそうです。また、昨日の天候は「晴れ」見通しはかなり利いた状況
   だったと想像出来ます。
8日の午後4時頃に進退できずにそこに留まって一夜を明かしたそうです。それまでに男性
   は数回沢にはまって結構ずぶ濡れだったそうです。そして、男性は沢の右側、女性は
   沢の左側で沢をはさんで居たそうです。発見されて女性は結構しっかりしていたそうで
   すが、男性は隊員が遭難者の荷物を担ぐために自分の荷物と縛ったりしている時に、
   自分勝手に歩き始めようとしていたそうです。また、男性は旅行会社に対しても苦情を
   言っていたとか?
    ちなみに私たちは無料のボランティアでは有りませんので、捜索等
   は有料です山の遭難は今回のように多くの人間が自分の仕事を休
   んで出動します。
   安易に地図も持たずに簡単な装備で遭難するとひどい目にあいます。
   看板や道しるべをよく確認しながら。あるって下さい。
   1回か2回来たくらいで、「尾瀬を知っている。」と話をしている人の後
   についていくと、「今回のような目に会うかもしれませんよ」
   自分なりにちゃんとコースを頭に入れて、添乗員任せにしないこと!!


00.03.25
長野県でスノーボドをするためにスキー場以外で滑っていた(滑ろうとした)ニュージーランドの方が雪崩に巻き
込まれたというニュースを見た方もいると思います。その対応についてニュージランドと日本の救助体制の違い
によりニュ−ジランドのTVで日本の救助隊とニュージランドの人が口論している場面が放映されたそうです。
日本の場合、特に山での遭難の場合ボランティアの人による救助活動が大部分だと思います。警察組織の
中に山岳救助だけを専門としたものがあるのはほんの数県だけだと思います。また、レスキュー隊のある消防
組織だって専門に救助はしますが、捜索をするときにはそんなに何人も出せないのが現状だと思います。
山岳遭難の場合特に尾瀬の場合は山の形からどこで遭難したかわからない場合があります。たとえば、大清水
から入った男性が(日帰りの予定だったそうです)その日に大清水に下山せずに家族の方が救助隊の出動を要
請いたしました。残念ながら亡くなってました。発見した場所は、鳩待峠に上る途中の沢の中でした。
この時の捜索は群馬県警、福島県警がヘリコプターなどで捜索、私たちは登山道と迷って入ったと予想される
登山道を捜索しました人数は私たちだけで述べ30人から50人くらいです。現状ではその費用は遭難された
方の関係者に請求します。
いくらボランティアでも生活のための仕事を中断して捜索活動をしているのですから。
この費用を、行政がまかなうということになるなら、尾瀬に限らず有名な山があるところは膨大な予算を計上
することになると思います。山の関係で生活している人はどうであれ、山とは無縁の方も生活していますから
そんな予算がつくとは私には考えられません。
では、登山する人から何らかの形でお金をいただくとすると、何のための国立公園なのかわからなくなります。
国立公園というからには国民が等しくその恩恵を受けられるべきものだと思います。その考えからすると今の
尾瀬のあり方も考えなければならない点があります。それは健常者の方はいいんですが、障害のある方にと
ってはとても不親切であるという点です。かといって木道を広くしたり、休憩所を充実させたりトイレを改良する
ということもどうかとは思いますが。
ちなみにペットは家族の一員かもしれませんが、日本国民ではないので尾瀬にはは入れません。今も昔もそう
です。
尾瀬はすばらしいところです。無事故で楽しい登山をしてください。